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会の成り立ち

ひとにやさしいまちづくりを進める大田区民の会は、障害者、高齢者、こどもたちや子育て家庭など、バリアフリーのまちを必要とする当事者を中心に、たくさんの協力者とともに結成された組織です。
名前のとおり「ひとにやさしいまち」をつくることが私たち の活動の目標です。白杖でまちを行くこと、車いすでバスに乗ること、あるいは少し足元が頼りなくなってきた高齢者がエレベーターを駆使して外出する、そんな光景がだんだんひろがってきました。
しかしまだ「誰もが自由にまち歩きを楽しむこと」は実現していません。

バリアフリーのまちをつくるためにはたくさんの課題があります。私たちやさしいまちづくりの会(名前が長いのでこのように縮めて呼んでいます)は、まちのなかにあるバリアをなくしていく取り組みを進めていきますが、そのときに大切なのはひとの「こころのやさしさ」だと考えました。

ここに段差があったら車いすのひとは通れるだろうかと考え気を配る、そんな気持ちがひとつひとつのバリアをなくしていくきっかけになります。また、バリアを前にして困っているひとに声をかける、そのやさしさがバリアフリーのまちをつくります。そうしたこころのつながりに期待をおいて「ひとにやさしいまちをつくる」ことを目標に掲げました。

このやさしいまちづくりの会は、2001年1月に区が福祉のまちづくり懇談会を開催したことが発端となっています。ここには区内の障害者団体や高齢者団体、ボランティアグループ、それに保健福祉計画や長期基本計画の説明会に参加した方などが、個人、団体を問わず集まりました。その後は、大田文化の森のバリアフリー点検や道路改良工事に際しての事前点検など、当事者と区が協力してバリアフリーの効果をあげるための作業を行いました。

このような機会を通じて、大田区においてバリアフリーを進めていくために、当事者が組織する推進組織が必要であるとの共通の認識が生まれ、2002年3月にやさしいまちづくりの会がスタートしました。この間バリアフリーエキスポに参加し、福祉のまちづくりシンポジウムやパネル展示に取り組んだことが参加者の協力と連携を作り出す良い場面となりました。またこの期間を通じ、大田区は担当窓口となる保健福祉部だけではなく建築や土木、都市計画、交通事業といった関係部局がそろって話し合いや点検作業に参加し当事者との共同作業を進めました。このことが今日、やさしいまちづくりの会と区の協働関係を形成する原動力となっています。

私たちは、やさしいまちづくりの会の発足にあたり、ここに係る区民や団体がそれぞれの立場を尊重し、対等平等に話し合う、開かれた場とすることを確認しました。そして、大田区で進められるやさしいまちづくりの取り組みにおいて次のような役割を果たしていこうとしています。

1)当事者が中心となってひとにやさしいまちづくりが進められるよう積極的に発言します。
2)当事者や当事者とともにいる立場での経験をひとにやさしいまちづくりに関わる方々と共有することができるように情報を伝えます。
3)ひとにやさしいまちづくりを進めるために必要と考えられる取り組みを提言します。
4)ひとにやさしいまちづくりを進めるための取り組みに積極的かつ主体的に参画します。

さて、やさしいまちづくりの会が発足して最初に取り組んだのは、やさしいまちの目標を明らかにして、そこに到達するための筋道を描く作業です。参加者全員の意見をもらすことなくまとめていくためにワークショップを開催しました。このワークショップは2002年4月から7月にかけて5分科会に分かれて実施されました。6月23日には蒲田駅周辺でバリアフリー点検調査も行い貴重なデータを集めました。

こうした作業の結果は8月の発表会で報告されました。活発な討議と真剣な調査を踏まえて練り上げられた提言が次々に披露され熱心な質疑が交わされました。このワークショップ発表会が、福祉のまちづくり懇談会からやさしいまちづくりの会発足を経て今日まで歩みを進めてきた私たち の活動の区切りとなるものです。

いま私たちは、めざすべき目標とそこに至る方法をまとめました。また、蒲田においてただちに取り組むべき課題を掲げました。今度は実践のステップが始まります。

そこで、これからのやさしいまちづくりの会の活動を着実に進めていくためにも、基礎を固める作業としてこれまでの経過を報告書にまとめました。ここには福祉のまちづくり懇談会発足からワークショップ発表会までの記録をまとめてあります。また、やさしいまちづくりの会がこれから取り組むテーマを「提言」の形で掲げました。

「ひとにやさしいまち大田」は、この報告書のなかにあります。多くのひとがこの報告書を手に取り、私たち の願いを読み取って、ひとにやさしいまちづくりの活動に加わってくれることを期待します。 

運営方法

 会の活動は、月に一度の運営委員会と、各委員会活動からなります。

運営委員会では、各委員会の活動の報告や今後の活動に関して意見を交換し、また行政センターとのバリアフリー合同点検など、会全体で行う活動について話し合います。

各委員会では、それぞれの課題と活動内容に応じて、必要に応じて委員会や懇談会を行っています。

会則

*作成中

役員リスト

*作成中

過去の活動

こちらをご覧ください。